遠山三校夏期研修会
7月29日(水)遠山三校夏期研修会を行いました。遠山中学校区の三校(和田小、上村小、遠山中)の職員が集まっての研修会です。
今年度は上村小学校が当番校でしたので、午前中は上村地区の地域研修を中心に研修を行いました。上村地区は南アルプスジオパーク・エコパークのエリアにあり、中央構造線露頭をはじめ、数多くの地質学的に貴重な見学地があります。講師に、遠山地区の地質の第一人者である飯田市美術博物館の坂本正夫先生をお迎えし、ポイントポイントで詳しく解説していただきました。
今回は、中郷の「流宮岩(ながれみやのいわ)」、程野の「中央構造線露頭」、しらびそ高原の「御池山(おいけやま)隕石クレーター」を中心に見学しました。しらびそ高原に向かう途中で「蛇紋岩(じゃもんがん)」の採集もさせていただきました。すごいものが上村の地にあることを改めて認識しました。
昼食は、上町の秋葉街道沿いにある扇屋さんで、お弁当をいただきました。現在上村地区の有志の皆さんが復活を模索している「上村御前」の一品である「三角寿司」入りのお弁当です。地域の食材をふんだんに使ったお弁当をおいしくいただきました。また、昔庄屋さんであった扇屋さんの家の中も見学させていただき、その立派な造りに感嘆の声が上がりました。
午後は、専門部会、同学年会を行い、それぞれの課題に向けた研究協議を行いました。暑い一日ではありましたが、充実した研修会となりました。