飯田市立上村小学校

5月22日(金)、全校で「しらびそ高原開山祭遠足」に出かけました。

毎年6月上旬にしらびそ高原で「南アルプス国立公園開山祭」が行われていますが、今まで地元の小学校として特に参加はしてきませんでした。子どもたちはしらびそ高原を全く知らないわけではありませんが、地元上村にある美しい自然にふれさせるのによい機会だと考え、今年は開山祭の記念行事(アトラクション)で全校児童の歌声を披露させていただけることになり、この遠足が実現しました。

上村地区歌ともなっている校歌や「下伊那の歌」、「ふるさと」、「信濃の国」、山に関係した歌として「アルプス一万尺」、日頃歌い込んでいる「ビリーブ」や「翼をください」など全10曲を披露しました。歌が終わるとスタンディングオベーションで拍手を送ってくださったり、偶然観光に訪れて歌声を聴き、感動で涙を流された方に出会ったり、子どもたちにとってありがたい場となりました。

歌声披露の後は、来賓の副市長さんたちといっしょにヤナギランの植栽を行いました。植栽の後、昼食で大きな五平餅をいただき、お家から持ってきたお弁当とあわせておなかいっぱいになりました。午後は、御池山ハイキングコースを散策し、御池山クレーターを展望しました。この日はちょうど“環水平アーク”も見られ、いろいろな体験ができた一日でした。

遠山中学校区の三校(上村小・和田小・遠山中)では、毎年音楽鑑賞教室の折に三校交流会を行っています。今年も5月21日(木)に交流会を行いました。

今年は、学校ごとに整列した後、小中混じって地区別に集まり直し、自己紹介ゲームをしました。これは、同じ地区に生活するお互いの顔や名前を覚え、仲間意識を高めて、非常災害時等いざという時に自分たちだけでも落ち着いた行動が取れるようにするための取組です。

自己紹介ゲームの後には、数集まりゲーム（ランダムに歩きながら、ゲームリーダーの笛の合図で立ち止まり、ゲームリーダーの言った動物の名前の文字数の人数で集まるゲーム。例えばゴリラなら3人組、シロナガスクジラなら8人組など）をして三校の交流を深めました。動物の名前のばかりでなく、「地区別！」というかけ声もあり、先ほど集まった地区別のみんながさっと集まる訓練もゲームの中に取り入れました。最初少し緊張気味であった子どもたちも、このゲームの終盤にはすっかり打ち解け、小中混じってゲームを楽しんでいる姿が見られました。

最後に、交流会の後に行われる音楽鑑賞教室で歌う“翼をください”の合唱練習を全員で行いました。これからもいろいろな機会で三校の交流を深めていきたいと思います。

5月21日(木)に音楽鑑賞教室が遠山中学校で行われました。今年は、田久保裕一さんの指揮で東京吹奏楽団の演奏を聴きました。“ファランドール”（ビゼー作曲）や“八木節”（群馬県民謡）、“アフリカンシンフォニー”（ヴァン・マッコイ作曲）など、プロのすばらしい演奏を聴くことができて大満足でした。演奏の中頃には、吹奏楽団の伴奏で、“翼をください”の全員合唱も行いました。すばらしい歌声が体育館中に響き渡りました。

5月20日(水)、スポーツテストを行いました。上村小は山間地の学校で、子どもたちも山野を駆け巡っている印象があるかもしれませんが、児童数の減少により分校が統合されてきた関係で徒歩での通学ができず、全校児童の9割がスクールバスでの通学になっています。体力も十分あるというわけではありません。毎年のスポーツテストで実態を把握し、不足している体力については、体育の学習や業間の全校体育の時間などで強化していくようにしています。さて今年度の結果は・・・。

5月19日(火)、今日は4･5年生が和田小学校へ集合学習(交流)へ出かけました。

4年生は、先週行ってきた環境学習に関わる社会見学(クリーンセンター等の見学)のまとめとして、見学でお世話になった方々にお礼のメッセージを書きました。

5年生は、来週に迫った臨海学習の事前学習として、グループごとに調べた見学地についての発表や班会議、係活動を行いました。だいぶ気兼ねなく交流できるようになってきました。

この日は、飯田市議会の社会文教委員の皆さんの視察があり、2校の交流の様子を見ていただきました。

5月15日(金)に今年度第2回目の授業参観日がありました。今回は給食試食会も行いました。南信濃給食センターの栄養教諭小林ちや子先生にお越しいただき、本日の献立の説明や学校給食の意義や目標についてお話しいただきました。食事マナーの基本として箸の持ち方の練習もしました。

授業参観では、4･5年生は複式の算数の授業、1･3年生はＥＬＴの先生といっしょに学ぶ英語活動の様子を見ていただきました。みんな張り切って学習しました。

先週は読書週間でした。教科書に出てくる本やおすすめ本の紹介がありました。読書スタンプカードに取り組んでたくさん本を読みました。先生方の読み聞かせや読書ボランティアの方の読み聞かせもありました。これからもしっかり本を読みたいと思います。

5月13日、前夜の雨も上がり、清々しい青空の下、飯伊連合猟友会主催の「野鳥の住み良い環境づくり推進事業」として、本校校庭に野鳥の好む“実のなる木”の植樹を行いました。

本校は、昭和54年に「野鳥愛護指定校」に指定され今年36年目を迎えます。毎年4月にはイワツバメが飛来し、体育館の軒下などに巣を作ります。ウグイスやキジの鳴き声も聞こえ、野鳥たちにとってはとても住み良い環境のようです。野鳥に詳しい本校の職員によると、上村小の周辺では、最初に挙げた3種の他に、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ミソサザイ、カケス、トビ、シジュウカラ、ハシボソガラス、ヤマドリ、カワガラス、ヤマガラ、キビタキ、ルリビタキ、ジョウビタキ、オオルリ、ホオジロ、カヤクグリ、ヒヨドリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、コゲラ、キクイタダキ、アオジ、フクロウ、モズ、メボソムシクイ、トラツグミ、カシラダカなど30種類以上の野鳥が見られるようです。

子どもたちは、猟友会の皆さんや下伊那地方事務所林務課、飯田市役所林務課の皆さんといっしょに、苗木を植える穴を掘ったり、苗木を運んだり、植えた後水やりをしたりと1時間ほどの作業に一生懸命に取り組みました。植樹の後は全員で記念撮影をしました。野鳥の鳴き声がこれからもずっと響き渡る上村小にしていきたいと思います。

5月12日、上村小・和田小の4年生がいっしょに社会見学に行ってきました。今回は、飯田市のゴミ処理関係の施設の見学です。まずはじめに、グリーンバレー千代（埋め立てゴミの最終処分場）を見学し、次に桐林のクリーンセンター、最後に環境産業公園内にあるエコとピア飯田とアース・グリーンマネージメントを見学してきました。

自分たちが出したゴミが最後どのように処理されているのか、また新聞紙やペットボトルなどがどのようにリサイクルされているのかなど、実際に自分の目で見てすごく勉強になりました。

和田小の皆さんと楽しく行ってきましたが、今年初めての行事だったのでちょっと緊張しました。これからもっともっと仲良くしていきたいです。来週の19日に、今度は私たちが和田小に出かけて社会見学のまとめの学習を行う予定です。

5月の社会見学を前に4月30日に4･5年生が和田小学校の4･5年生と集合学習（交流会）を行いました。集合学習とは「近隣の2校以上の児童生徒を一カ所に集め、各領域等の指導計画の一部の学習活動を各学校の教師の協力的な指導により展開する教育方法」（全国へき地教育研究連盟「へき地・複式教育」の基礎・基本より）です。

今回は和田小の皆さんに上村小学校に来ていただいていっしょに学習をしました。4年生は5/12に飯田市内のゴミ処理場等に見学に行きます。5年生は5/27，28に東海方面に工場見学や臨海学習に出かけます。

今日は、最初の集合学習なので、まず自己紹介をし、その後係やめあてを決めました。2校仲良く協力し合って社会見学に行けるようにしっかり準備したいです。